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石川女郎(3)

大津皇子の宮の侍 石川女郎の
大伴宿禰宿奈麻呂に贈れる歌一首
2-0129
古りにし嫗にしてやかくばかり
  恋に沈まむ手童のごと


もう物の分かった老女だと思っていましたのに
これほど恋しさに心も沈むのでせうか
まるで幼女のやうに


20-4491
大き海の水底深く思ひつつ
  裳引きならしし菅原の里


  右の一首は藤原宿奈麿朝臣が妻 石川女郎の
  愛薄らぎ離別せらへ悲しび恨みて作れる歌なり
  年月未詳

以上 石川女郎に関連した歌は 相聞歌と引用 2005/09/21
石川女郎 2005/11/05 石川女郎(2) 2005/11/11
と今回の掲載で終りますが 何かお気づきになりましたか?

そうなんです 相聞歌と引用でご紹介した石川郎女だけは
石川女郎ではなく石川郎女と表記されています
「郎女」「女郎」 だうしてなんでせうねぇ

COMMENT

おお、知りませんでした。

『郎女・郎女・娘子』これらすべて若い女を示すそうですが、ひっくり返す事で識別とした....なんてぇーことはないんでしょうかね。
で、アゲハ考えましたっ。
この時代、恋愛や結婚など自由だったようですから、ポコポコといろんな場所でいろんな子供たちがデキちゃう訳で、たとえば
『この女の父親は坂上らしい....であろう....かも』
という推定のもとに名を名乗らせたのではないかと。
(郎)とはこの場合その一族の長を示し(女)はその長に繋がる娘(必ずしも血族を意味しない)として認識されたんじゃないかしらと。
「いらつめ」って若い女性のことらしいですが、既婚、未婚のきっちりした線引きがあったか否か、これも不確かですが、そーとー年寄りになると「おうな」「おみな」と名称が異なってきますしね。

因みに『悪源太義平』は源家の長男、義平ってことですよね。
『源九郎』は源家の九人目の男の子という意味らしいし。

かの紫式部だって個人的になんて名前だったか未だ不確かですもんね。
女は大抵父親か兄か血族の男の官位、官名で名乗っていたらしいから。
それさえひと握り、無名の女は数知れずってところですねー。

郎女

郎女 娘子 色んな呼び方があったんですね
柿本人麻呂の妻であるとされる依羅娘子
結婚していても娘子なんですね

うちの娘は「不老」「郎女」「女郎」共に文字からくる
雰囲気が嫌いで
名前を変へるまでこのブログは見ないと言ってます
最初はkassandraでした
ギリシャ神話とは無関係なので折角不老郎女にしたのに・・

実生活では

名を呼ばないでは暮らしが成り立ちませんから、呼ばれてはいたんでしようけれど、なんて呼ばれてたのかしら、考えると興味は尽きませんねぇ。

発音

あなた って呼びかけるのに
まさか 吾が背子 とは呼ばなかったでせうねぇ

呼び方もさることながら 発音も現代とは違っていたんでしょ?
蝶々のこと てふてふ と発音していたのかなぁ?

やーだ

郎女さまったら、面白~い!!
仮名書きがてふてふで読みがちょうちょうだったのよね。
「我妹子」とはまさかねぇ.....。

時々想うの、タイムマシーンがあったら千数百年ばかり前に行きたいと。
お目にかかりたい人は厩皇子、藤原不比等、式子内親王、藤原定子、和泉式部などなど。

思い巡らしてると楽しいー♪

小式部内侍

私は和泉式部の娘がいい
何てったって「まだふみもみず」が最高
こましゃくれた娘 是非あってみたいもんです

あ、そうですねー

歌詠みとして名高い母親の娘である面目をたててますね。

『お母さんに代作してもらったのかね?』
とか言った失礼な野郎を張り飛ばしたくなったでしようけれど、そやつの袖をとらえて詠って返したという機智の素晴らしさ!!
惚れますねーっ♥

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