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1番 天智天皇

秋の田のかりほの庵の苫をあらみ
  わが衣手は露にぬれつつ


かりほ=仮庵(仮小屋) 苫をあらみ=屋根を葺いている苫が
粗雑なので(粗いので) ぬれつつ=この場合は現在進行形

「つつ」の「現在進行形」は私的な解釈です。 続きを見てね▼
尚、万葉集の↓が元歌であるとの説も

10-2174
秋田刈る借廬を作り吾が居れば
  衣手寒く露ぞ置きにける

私は国文学を学んだこともなく、古語の文法も殆ど知りません。
でも慣れ親しむということは不思議なもので、知らぬ間にかなり
の数の歌を暗記していました。

もしアメリカに1年間1人で放り出されたら、私も少しは英語を
話せるようになるのかも・・
古語にも同じようなことが言へるような気がします。

・・をあらみ=・・があらいので
・・を早み=・・が早いので
・・を近み=・・が近いので

・・を○○み=・・が○○いので

こんなふうに丸暗記というか、身体で憶えました。

さて天智天皇の歌ですが、天皇が屋根の傷んだ田んぼの仮小屋で
露に濡れている図なんて誰が考へても変ですよね

当時の農民といえば奴隷とまでいかないまでも ほぼそれに近かった筈
天皇が農民の立場に立って詠うなんてことは考えられない。
後世の誰かが天智天皇の歌ということにしてしまったのでしょうね

COMMENT

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今回の説明はさらに詳しくわかりやすかったです。
>さて天智天皇の歌ですが、天皇が屋根の傷んだ田んぼの仮小屋で
露に濡れている図なんて誰が考へても変ですよね

言われてみると、頷けます。

それにkassandoraさんの古歌の覚え方のコツも伝授して頂けて~♪

ps.今回の歌は知っていました。

入門

現代の学生の古典入門は百人一首のようですね
昔の或る時期には「伊勢物語」が歌の教科書であったと、何かで読んだことがあります。
百人一首の評価は学者によってまちまちで
その「まちまち」が私には面白い
アフロディーテさん また来て下さいね。

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