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寝よとの鐘

万葉集 巻第四  笠女郎の大伴宿禰家持に贈れる歌
4-0607 皆人乎宿与殿金者打奈礼杼 君乎之念者寐不勝鴨

人皆を寝よとの鐘は打つなれど
  君をし思へば寝ねかてぬかも


さぁ皆んな寝なさい といふ「寝よとの鐘」が打たれても
あなたのことを思ふと眠らうにも眠れません


寝よとの鐘 = 午後十時頃 四つ鳴らされた
  人の寝静まるべき時刻とされていた


笠女郎の歌の中で最も好きな歌です
理由は簡単 「寝よとの鐘」ってとてもロマンチックな
言葉の響きがあるからです

COMMENT

この方は

家持さまよりも若干年上という印象があるんですが、どうなんでしょう。
古来、相手を想って寝もやらず過ごすのは女ばかりのようにイメージされますが、実際は殿方もそういう夜がるのかも....。
ちと、めめしいか。

貴族たち

笠女郎の生没年を調べましたが分かりませんでした
万葉集には笠女郎(笠郎女)が家持に贈った歌が
3-0395,0396,0397 4-0587~0610 8-1451,1616 の二九首
家持が和へた歌は 4-0611,0612 の二首だけです

もし笠女郎が年下だったとしても笠女郎は自意識過剰で
気位がお高く 家持のお気に召さなかったのかも (^0^)/

好きな相手を夜も昼も思ふのは男も同じだったでせう
果たして笠女郎は小野小町のやうな女性だったのか
末摘花のやうな女性だったのか
教養はあったやうに感じられます

そこそこ美しく

気位も高く、という印象をうけました。
勿論、教養は高く、家持を引き回すくらいの手腕はおありだったかも。

人は顔ではないというのは、う~ん、突き詰めれば嘘でもあるような。
末摘花さまは、お生まれが高貴というただそれだけで、打てば響く才気にも乏しくあられたようですしぃ......付き合いきれますまいね。
でも、彼女は優しいんですよ、世間知らずなだけで。

笠郎女さまの才気を少し分けてあげられればね。
時代は異なりますけれど。
  

末摘花

私は田辺聖子著の新源氏物語しか読んだことがないのですが、末摘花は源氏を最後まで裏切らなかったと記憶しています
とても心ねの優しい人だといふ印象

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