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大寺の餓鬼

万葉集 巻第四  笠女郎の大伴宿禰家持に贈れる歌
4-0608 不相念人乎思者大寺之 餓鬼之後尓額衝如

相思はぬ人を思ふは大寺の
  餓鬼の後に額づくが如


私を思ってくれない人を思ふのは
大寺の餓鬼像を後から拝むやうなもので
何の役にも立たず無意味なことですねぇ


後 = しりへ

戯歌でせうね
この歌は高校時代に次の歌とセットで覚えました
次の歌の五句「邑礼左變」は難解語として有名ですが
私は「疑ふなゆめ」として丸暗記していました
難解語だと知ったのはずっと後のことです


4-0655 不念乎思常云者天地之 神祇毛知寒邑礼左變

思はぬを思ふと言はば天地の
  神も知らさむ疑ふなゆめ

COMMENT

餓鬼の

『後』はうしろではなく、『しりへ』ですね?
なにせ不老がカルチャーショックで、通常に読めなくなっちゃったりして。

嘘よ。

餓鬼の後

餓鬼の後 (しりへ) 追記しました
私も最初読んだ時 しりへ の読み方の解説がなければ
とても しりへ とは読めませんでしたからね
額づく もその時はじめて ぬかづく と読むことを
知ったのです

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