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6番 中納言家持

かささぎの渡せる橋におく霜の
  白きを見れば夜ぞふけにける


7月7日 鵲という鳥が並んで天の川に橋を架ける
この橋を渡ったのは牽牛・織女の両説 (中国の七夕伝説)
さすがは家持、学があったのですねぇ

万葉集 巻第二十に七夕の歌八首として
20-4306 ~ 20-4313 があり、その後に
右、大伴宿禰家持、独り天漢を仰ぎて作れり
とありますが、この中に百人一首のこの歌はありません。
ここでナゾナゾを1つ。 七夕で詠はれる川は「天の川」
では次の7番で詠はれる原は?

それにしても、この歌もまた家持の傑作と言えるのでしょうか
霜が降りて白く見える橋・・私は寒い時期を連想します。
かささぎの渡せる橋・・これは七夕
家持が見ている橋は宮中にある橋でしょう。
この歌を素晴らしいと評している学者もおられますが
私にはピンときません。

家持の歌には多くの学者が素晴らしいとする歌が沢山あります。
次の7番 阿倍仲麻呂にしても和歌の世界では有名ではなく
いったい定家は何を考えて人と歌を選択したのでしょうか。

織田正吉氏も同様な疑問からスタートして「絢爛たる暗号」を
発表されたのだと思いますが・・・

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