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人も無き国

万葉集 巻第四
大伴宿禰家持の坂上家の大嬢に贈れる歌
4-0728 人毛無國母有粳吾妹児与 携行而副而将座


人も無き国もあらぬか我妹子と
携さひ行きて副ひてをらむ


誰も他人のいない国はないものかなぁ
あなたと手を取り合って行って ずぅっと一緒にいたい


国もあらぬか = 願望

ふと連想するのは 高橋真梨子の 「ごめんね」
  ・・・連れて行って 別れのない国へ

この二人は結局結ばれたのですから めでたし めでたし

COMMENT

あ、良かった

禍々しい結果になるのかとチラと思い....。
たしか家持の子を産んだ妻が亡くなった後にこの二人は結婚してますよね(かなり記憶は、あやふや)

つい高市皇子の歌を連想してしまって。

山吹のたちよそいたる山清水
     汲みにゆかめど道の知らなく

ちと、哀しいですね。
でも未来永劫生きてはゆけませんので、

我もまた水汲みゆかん山吹の
     たちよそいたる泉たずねて

倒錯もどきでしょうか?(*^_^*)

伝説の水

昨日の当ブログの歌の「變水」とはまた別の伝説の水が
この「山清水」の水なんですねぇ
十市皇女と高市皇子はこの時 既に夫婦だったとの説も

ただ私は但馬皇女ファンなので・・(^0^)/

「我もまた・・」 倒錯どころか 私は古歌だと思ってしまひましたよ
「我もまた・・」 からの連想歌↓

  恋しくば尋ねて来てみよ泉なる
    信太の森のうらみ葛の葉

おーっほっほ

倒錯...この字が定番になったりして。
(ぜんぜん気づかずm(__)m)

恋しくば来てもみよかし、というんですね。
でもねぇ....

尋ねつる信田の森の葛の葉を
      恋うとも如何うらみしものを

さわらぬ神に祟りなしってところで♥ 

本歌取り

アゲハさんの本歌取りは本歌句的 (^0^)/

いよっ♪

郎女さまこそ、この当て字
座布団三枚!!

実は、さきほどの歌が、ちと消極的だったんで

信田なる森の葛の葉うらみしと
      聞けども問わん恋うをばかりに

ちょっと情熱的にチェンジしてみましたわ。

故郷

頭脳回転の早いアゲハさんに降参

古里の奥都城どころ訪ねしも
   吾を愛しみし母のあらなく

ちょっとしめっぽいかな?
私自信 既に老人なのに・・

いえ、

『おくつき』と先におっしゃってますもん、湿っぽくは感じないわ。
きっとその場所で、澄んで、やや乾いた追憶の時を持たれたのでしよう。

安芸の郷 をちにあらぬを垂乳根の
     親の奥津城 久しくぞ見ず

ほんと、なんて娘なんでしょ!! 

垂乳根

ますますアゲハさんて不思議な方ですね
私も「垂乳根」を詠み込もうか随分迷ひました
それがだうしてアゲハさんに分かったんでせうね

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  • Author:ちゃむ
  • 1940.01 生まれ 男性
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      未だ渡らぬ朝川渡る

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