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えびす心

伊勢物語 (十五段)
 むかし みちの国にて なでふ事なき人の妻に通ひけるに
 あやしうさやうにてあるべき女ともあらず見えければ

しのぶ山忍びて通ふ道もがな
  人の心のおくも見るべく


 女かぎりなくめでたしと思へど
 さるさがなきえびす心を見ては いかがはせむは

人知れず通ふ道が欲しいものです
あなたの心の奥まで見ることが出るやうに


みちの国 = 陸奥
なでふ事なき人 = 格別取り得もない人
あやしう = 納得がゆかない
さやうにてあるべき = あのやうな境遇にいるべき
見えければ = 男にはさう見へたので
しのぶ山 = 「忍びて」の序詞
女かぎりなくめでたしと = 女の方は
  「これは素晴らしい」と
さるさがなき = そんな見苦しい
えびす心 = 田舎者の心
いかがはせむは = 一体だうしたらよいものか


作者は田舎者には何故か冷たい
田舎者が「雅(みやび)」を解せないからでせうか

COMMENT

ホント失礼ねっ!!

って言うか『鄙には稀な...』とかも言いますもんね。
地方の人々の言葉が理解出来ずに
『囀っている』
と、表現されている箇所もあります。鳥かっ!
まるで虫のように描き出されている下人達もいて、おかしいやら気の毒やらですね。

京の雅に反する東えびすですか。

京の雅

江戸っ子とか現代の純東京人が田舎者を見る眼に比べて
京の雅については之とは全く違った「さげすみ」の
眼があったのでせうね
その心は今の純京都人にも残っているやに聞きます

ずっと維持して

もらいたい京都人の心意気かも。

アゲハの婚家は京都も郊外でしたし、あまり実感としては無いんですけど、『位取り』ってのがありましてね、行き交うときに相手に先に礼をさせるという.....どーでもいーですが。

京都人

私は個人的には京都も京都人も好き
丸竹夷二押御池姉三六角蛸錦
これだけは憶えていますe

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