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姉歯の松

伊勢物語 (十四段)
  むかし男みちの国にすずろに行きいたりにけり
  そこなる女 京の人はめづらかにやおぼえけむ
  切に思へる心なむありける  さて かの女


なかなかに恋に死なずは桑子にぞ
  なるべかりける玉の緒ばかり


  歌さへぞひなびたりける
  さすがにあはれとや思ひけむ いきて寝にけり (続)


なまじ恋に焦がれて死ぬよりも たとへ短い間の命でも
夫婦仲が良いと言はれている蚕になりたい


みちの国 = 陸奥の国  すずろに = あてもなく
そこなる女 = その土地に住む女
切に思へる心 = ひたすら思ひを寄せる心  桑子 = 蚕
玉の緒 = 玉を連ねる緒・命の意・玉の間に少ししか
  見えないので短い命の意
歌さへぞ = 人柄は勿論のこと歌までも
ひなび = 田舎風

COMMENT

う??

姉歯??あ、違いますね。やーだ。

歌さえぞ鄙びたりける...
こーゆーのが判らないのよねぇ、どの辺りがアーバン感覚から遠いのか。
中には歌としての形の整わぬ『怪しげな』ものもありーのって聞きますが、その怪しげなものすら詠めぬ者は....論外ってことかしらね。(+_+)

歌に方言

これは明日のブログで

都の貴人が田舎者を冷ややかな眼で見たのか
伊勢物語の作者だけが さう見たのか

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ちゃむ

  • Author:ちゃむ
  • 1940.01 生まれ 男性
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