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鈴虫

源氏物語 桐壺
  (略) 月は入りかたの空清う澄みわたれるに
  風いと涼しくなりて草むらの虫の声々もよほし顔
  なるも いと立ち離れにくき草のもとなり


鈴虫の声の限りを尽くしても
  長き夜明かずふる涙かな


  えも乗りやらず


いとどしく虫の音しげき浅茅生に
  露おき添ふる雲の上人


  かことも聞こえつべくなむ と言はせたまふ


鈴虫が声の限り鳴き尽す それに促されて私も秋の長夜を
泣き通しても涙は尽きないのです


悲しみに沈んでいる宿に
一層涙をお添えになる大宮人(命婦)ですこと


鈴と振る は縁語  振ると降る(涙)は掛詞
浅茅生 は更衣の母君が更衣の里邸を卑下して言った
言はせたまふ は母君が取次ぎの女房に言はせた の意

COMMENT

何度も

読んでは、その状況を眼に浮かべていたものでした。

以前、何の雑誌だったか【源氏物語】が漫画で掲載されていたのを見かけ、少し興味が湧いて開いたら、丁度このシーンだったんですね。
でもでも、その漫画に登場していた命婦は実に高圧的に描かれていて、ベタの多い暗い劇画の故もあってか、とても冷たい印象でした、二度と見ようという気になれずじまい。

アゲハの手元には一枚の二千円札もありましぇん。

本と映画

本を読んだ後で映画を見ると アレッ? と思ふことがあります
007 ジェームズ・ボンド ロシアより愛をこめて が さうでした
本では最後の闘いのシーンでは 相手の撃つた弾がボンドの胸の聖書にあたり この機に相手をやっつける
ボンドは 相手が正確に自分の心臓を撃つことに賭けて行動を起こしたのです

映画ではこの一番肝心なシーンが「仕掛けカバン」に化けていました

それと「洋画は字幕スーパーに限ります」

そういう例って

結構ありますよね。
以前、ヴィスコンティー監督の映画を見ていたら、原作は主人公が文学者なのに音楽家になっていました。
ま、どつちでも大差はなかったんですが、故に全く原作に無い場面が出てきたりして、え?え??と首を傾げましたね。

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