スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

明日香風

万葉集 巻第一 01-0051
采女乃袖吹反明日香風 京都乎遠見無用尓布久
(注:原書の「采」は女偏に「采」)

 明日香の宮より藤原の宮に遷居りし後に
 志貴皇子の作りませる御歌


采女の袖吹きかへす明日香風
  都を遠みいたづらに吹く


采女の袖をあでやかに吹きかへす明日香風も都が遠のいて
采女もいなくなり今はむなしく吹いているだけ


三十年ばかり前 甘樫丘に登りました
この丘を登る途中に この歌の歌碑があります

私はこの歌の一句「采女の」が字足らずであることに
当時はとても違和感を感じていましたので複数の本で
調べたのですが すべて「うねめの」と詠まれていました

奈良公園でバスガイドさんに
「バスガイドさんはこの歌をだう詠んでいるのか」
尋ねましたところ「手弱女の」(たおやめの)(たわやめの)
と詠んでいると聞かされて何だか胸のつかへが取れた
思ひをした経験があります

♪♪♪ そこには ただ風が吹いているだけ~ ♪♪♪

COMMENT

采女となると

宮廷に仕える女官でしようから、手弱女という若い女性全般的な呼び方では、多少障りがあるかもしれませんね。

しぬびなく采女が髪の乱れより
      飛鳥の月の冴え渡るかも

これだと、丁度いいんですけれどねえ。

しぬびなく

「しぬびなく」アゲハさんの作品?

違います。

何かの書物で知った歌ですが、作者が誰とは記憶してません。

ただ、その情景が浮かんできて、以前、絵にしましたね。
今は(しのび泣く)と記しますが、(ぬ)でした。

Please write a comment!


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK URL

side menu

当ブログの参考資料

歌の復籍 上巻・下巻
著者 梅原猛
集英社
歌の復籍


水底の歌 上巻・下巻
著者 梅原猛
新潮社
水底の歌
文庫本が出ています↓
水底の歌(上)
水底の歌(下)


万葉集(一) 全訳注原文付
講談社文庫 著者: 中西進
万葉集(一)


万葉集(二) 全訳注原文付
講談社文庫 著者: 中西進
万葉集(二)


万葉集(三) 全訳注原文付
講談社文庫 著者: 中西進
万葉集(三)


万葉集(四) 全訳注原文付
講談社文庫 著者: 中西進
万葉集(四)


万葉集(別巻)全訳注原文付
万葉集事典 講談社文庫
著者: 中西進
万葉集(別巻)


文法全解 伊勢物語
著者 雨海博洋
旺文社
伊勢物語


古今和歌集要解
著者 稲村徳
有精堂
古今和歌集要解


新古今和歌集要解
著者 稲村徳
有精堂
新古今和歌集要解


もっとも分り易き 萬葉集の解釋
著者 柴田隆
日本出版社
定價金70錢?
もっとも分り易き 萬葉集の解釋


萬葉集選抄
著者 次田潤
明治書院
定價金壱圓拾錢
萬葉集選抄


大和物語・宇津保物語 他
著者 藤井貞和 大岡信
新潮社
大和物語


源氏物語(一)
石田穣二 清水好子 校注
新潮日本古典集成
新潮社版
(下の写真は背表紙)
古今和歌集要解

最近のコメント

関連リンク

side menu

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

当ブログの参考資料

京都ルルブ
2001年3月版
JTB
京都ルルブ


くわしい解説 小倉百人一首
著者 小町谷照彦
文英堂
小町谷照彦の小倉百人一首


田辺聖子の小倉百人一首
著者 田辺聖子
角川文庫
田辺聖子の小倉百人一首
ここで購入できます↓
田辺聖子の小倉百人一首


絢爛たる暗号
著者 織田正吉
集英社
絢爛たる暗号
文庫本が出ています↓
絢爛たる暗号


小倉百人一首全釈
著者 井上雄一郎
武蔵野書院
井上雄一郎の小倉百人一首


百人一首故事物語
著者 池田弥三郎
河出書房新社
百人一首故事物語
文庫本が出ています↓
百人一首故事物語


上田秋成集
著者 稲村徳
有精堂
上田秋成集


『万葉集』の世界
著者 阿蘇瑞枝・梅原猛・中西進
筑摩書房
『万葉集』の世界


万葉を考える
著者 梅原猛ほか
新潮社
万葉を考える


大和物語・伊勢物語 他
日本古典文学全集
著者 片桐洋一・福井貞助
・高橋正治・清水好子
小学館
(下の写真は背表紙)
日本古典文学全集

プロフィール

ちゃむ

  • Author:ちゃむ
  • 1940.01 生まれ 男性
    この写真は但馬皇女の歌
    人言を繁み言痛み己が世に
      未だ渡らぬ朝川渡る

    をイメージしたものです

ブログ内検索

Powered By FC2 blog

FC2Ad


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。