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尋ねゆく

源氏物語 桐壺
  (略) いともかしこきは 置き所もはべらず
  かかる仰せ言につけても かきくらす乱りごこちになむ


荒き風ふせぎしかげの枯れしより
  小萩がうへぞ静心なき


  などやうに乱りがはしきを心をさめざりけるほどと
  御覧じ許すべし (略)

  (略) 亡き人の住処尋ねいでたりけむ
  しるしの釵ならましかば と思ほすもいとかひなし


尋ねゆく幻もがなつてにても
  魂のありかをそこと知るべく


  絵にかける楊貴妃のかたちは いみじき絵師といへども
  筆限りありければ いとにほひ少なし (略)


荒々しい風から小萩守ってくれていた木が枯れてしまひ
木陰の小萩のことが気がかりです
  更衣なきあとの幼子が心配です (更衣の母君)


更衣の魂を捜しに行ってくれる導師はいないものか
人づてにでも魂がどにあるのか知っていたいから (桐壺帝)
玄宗皇帝は霊媒師に楊貴妃の魂を捜させる
霊媒師は楊貴妃から黄金のかんざしと言伝を持って戻る
「幻もがな」の「幻」は この霊媒師のこと
「つてにても」は霊媒師が持ち帰った楊貴妃の言伝

COMMENT

御香の名に

招魂香ってのがあるみたいですが、あれも照覧は楊貴妃の伝説かしらね???
違うかな....
玄宗皇帝は息子のお嫁さんだった女を横取りしたんですもんね。
そーとーな思い入れだったんでしょう。

玄宗皇帝

さうだったのですか  知りませんでした
額田王は弟から兄へ・・ですねぇ

招魂香 ぴったしの名ですね

招く

ではなく、かえすの意味で(反魂香)だったかもしれません。m(__)m

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