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恋草を七車

万葉集 巻第四 広河女王の歌二首
    穂積皇子の孫女 上道王の女なり

4-0694 戀草呼力車二七車 積而戀良苦吾心柄


恋草を力車に七車
  積みて恋ふらくわが心から


恋の草を荷車七台に積むほど恋に苦しむのも
自分の心から出たことなのです


4-0695 戀者今葉不有常吾羽念乎 何處戀其附見繋有

恋は今はあらじとわれは思ひしを
  いづくの恋そつかみかかれる


恋などもうないと思っていたのに
またどこかの恋の奴が掴みかかってきたわ


祖父 穂積皇子の歌 16-3816 「恋の奴」を広河女王は
知っていたのでせうね
ですからこの二首も戯れ歌かもしれません

COMMENT

恋草って?

恋草ってあるんのでしょうか?

>恋などもうないと思っていたのに
またどこかの恋の奴が掴みかかってきたわ

ふむふむ、同感しますねぇ~。

そういう名の

植物があるのではないんでしょうけれど、(力車)という辛い荷車を喩えに引き出すための言葉なんでしょうね。
なかなか素敵な少しユーモアの感じられる歌ですよね。

恋草

広河女王の造語でせうか
もしさうだとしたら当時にしてみれば
素晴らしくロマンチックな造語ですよね

ネット検索しました『恋草』

恋の思いの激しいことを、草の生い茂るのにたとえていう語。

万葉集(4)「恋草を力車に七車積みて恋ふらくわが心から」

草といっても山の中に腰より高く生えそびえている草々のイメージですね。切っても切ってもすぐ生えきますし。

断られても断られても、恋心はまた芽生えるものかもしれません。

断られても断られても

ひょっとしたら葦のやうに背丈より高い恋草が群生していたのかも
恋心は抑へるほど反発力が強く忘れやうとすれば逆に心に深く根付いてしまひます (経験者?) (^0^)/

お久しぶりですね

カサンドラさん、健在でしたのね。v-91

恋に溺れられたのですね。
そして笹船が流れてきて救出~☆  v-17

ギリシャでも

パリスはヘレネに恋をした
それを事前に約束したのがあなた アフロディーテですよ

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