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四十の賀

伊勢物語 (九十七段)

堀川の大臣の四十の賀に近衛中将の翁が 初老のやってくる
道を桜の落下でまぎらはして老ひが来ないやうにしてくれ
と 優雅な賀の歌を詠んだ

  むかし堀河のおほいまうちぎみと申すいまそがりけり
  四十の賀 九条の家にてせられける日 中将なりける翁


桜花ちりかひ曇れ老いらくの
  来むといふなる道まがふがに


桜の花よ 入り乱れ散って空を曇らせておくれ
老がやってくるといふ道が 分からなくなるやうに


堀河のおほいまうちぎみ = 堀河の大臣
いまそがりけり = おいでになった
四十の賀 = 四十歳を初老とし その寿を祝ふ
中将なりける翁 = 業平
来むといふなる = やって来るとかいふ


古今集 巻第七 賀歌 に次の詞書を伴って出ています

  堀河のおほいまうちぎみの四十の賀
  九条の家にてしける時によめる   在原業平朝臣


桜花散りかひ曇れ老いらくの
  来むといふなる路まがふがに


古今集 巻第十七 雑歌上にある関連歌 読人不知

老いらくの来むと知りせば門さして
  なしと答へて逢はざらましを

COMMENT

四十賀

そのころは最早初老でしたんでしょうね。

現代の四十......男女ともに働き盛りの脂の乗り切った壮年って言う感じかな。
この先、もっともっと寿命は延びるのかしらん??
延びてもいーけど病み衰えながら生き続けているってのは、いつの時代も醜悪な気がしないでもない。

今更に思うよわいを幾歳と
      およびを折りて数えけるかな

呼吸

日本人の平均寿命は82歳くらいだけど
西アフリカの小さな国シエラレオネでは34~35歳だとか
日本でも60年前は52歳位だったやうですね
しかし人の命 いつ死ぬか分からないから
息をしている今が楽しいのかも

結構で!!

長生きってのは言葉通り長い息をすることにポイントがあるんですってねー。

アゲハは長生きは無理みたいです。
呼吸、かなりせわしいもん。

長生き

私は長寿かも  ・・・・・・世に憚る

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