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住吉のをづめ

万葉集 巻第十六 由縁ある雑歌

16-3808 墨江之小集樂尓出而寤尓毛
     己妻尚乎鏡登見津藻


住吉の小集楽に出でてうつつにも
  おの妻すらを鏡と見つも


  右は伝へて云はく「むかし鄙人あり 姓名は未だ詳ら
  かならず 時に郷里の男女つど集ひて野遊しき
  この会集へる中に鄙人の夫婦あり
  其の婦の容姿端正しきこと衆諸に秀れたり
  すなはち彼の鄙人の意にいよいよ妻を愛しぶる情
  増りてこの歌を作り美貌を讃嘆しき」といへり


住吉の歌垣の集りに出かけて まざまざと我が妻ながら
まばゆく光る鏡のやうに美しいことが分かった


昔一人の田舎者がいた 素性や名前は分からない
或る時 里の男女が集まって野遊の歌垣をした その中に
この田舎物夫婦もいた その妻の顔形の美しさはひときわ
目だっていた それに気づいた夫は妻をいとおしむ気持が
更に強くなり そこでこの歌を作って妻の美貌を称賛した


其の婦の容姿端正しきこと衆諸に秀れたり
この男の得意満面な表情と気持が見えてきますね

COMMENT

刑部卿の敦兼


北の方......この逆バージョンですねー。

このかたは宮中の五節という祭礼に参加して、初めて多数の紳士淑女を目の当たりにし、我が背の君のあまりの醜男さを認識して愕然とするのですが。

美女と野獣

私の知人にそのやうなカップルが・・・
でも恋愛結婚したんです

おそらく

DNAのなせるわざかと......。

↑の敦兼夫妻も結局の所、仲良くめでたく元通りになれたようですから......♡

神様

・・にしても だうして神様はすべての人間を美男美女にしなかったのでせうね

あらま

美意識は千差万別、絶対はありませんでしょう???

個々の美への賞賛を一気になぎ倒し取っ払う程の(美)なんてもんは.....だからおまへんねんな。

余談ですが、私の女神・ミューズとも崇めるお方は、少々お鼻がデカいです♡

傾国の美女

私がトップにあげる美女は中国の西施
何故か中宮寺の弥勒菩薩 半跏思惟像とイメージがダブります
第二位はトロイのヘレン そして三位が日本のアゲハ (^0^)/

あまりの落差に

ほかならぬ当人が卒倒しそーです!

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