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14番 河原左大臣

みちのくのしのぶもぢずり誰ゆゑに
  乱れそめにし我ならなくに


私の心がこんなに乱れているのは
みんな あなたのせいよ

「陸奥のしのぶもぢずり」は「乱れ」に掛かっています
陸奥の忍草で染めた乱れ模様のように乱れている心
古今和歌集では第四句が「乱れむと思ふ」

河原左大臣 = 源融(嵯峨天皇の皇子)
六条河原院に住んでいたのでこの名前が。
風雅を好み豪奢な生活をしていました。
この歌は伊勢物語の初段にも出ています。
源融は在原業平の兄 行平との親交があり
そのため業平とも交流があったようです。

また伊勢物語八十一段では
  むかし左の大臣いまそがりけり。賀茂河のほとりに
  六条わたりに家いとおもしろくつくりて住み給ひけり。
言うまでもなく源融のことですね

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