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池神の力士舞

万葉集 巻第十六 由縁ある雑歌

  長忌寸意吉麻呂が歌八首

16-3830 玉掃苅來鎌麻呂室乃樹 與棗本可吉将掃為
16-3831 池神力土N可母白鷺乃 桙啄持而飛渡良武

  玉掃 鎌 天木香 棗を詠める歌

玉掃刈り来鎌麻呂室の木と
  棗が本と掻き掃かむため


  白鷺の木を啄ひて飛ぶを詠める歌

池神の力士舞かも白鷺の
  桙啄ひ持ちて飛び渡るらむ


箒にする玉掃を刈り取って来い 鎌麻呂よ
室の木と棗の木の下を掃除したいから


池の神が演ずる力士舞とでも言おうか
白鷺が桙をくわへ持って飛び渡っているのは


玉掃 = たまばはき・玉は美称 掃は箒 ここではその材料
天木香 = むろのき  棗 = なつめ


業平の「かきつばた」のやうに五文字を句の頭に据えた
歌が折句  十文字を句の頭と末に据えた折句が
「沓冠(くつかむり・くつかぶり)」です

ところが ここでは文字ではなく幾つかの語句を句の中に
織り込んで遊んでいます

落語の世界でもお客からお題(言葉)を頂き その語句を
織り込んで即席で落語を語る遊びがありますね

COMMENT

感激です!
不老郎女さん!
こちらでは初めまして!

驚きました!
このようなページもお作りだったんですねー。

私は月1の万葉講座にあたって、
今回、左に載せてある中西さん著作のものを購入しました。まだ1度しか行っていませんが楽しいですよ。
源氏もいつか本格的に読解してみたいなあと思っています。
以前はずっと村山リウさんのものを読んでいました。

これからはちょくちょくお邪魔させていただきますのでよろしくお願いします!
ワクワクしています!(^_^)

親しむ

読んだり入力したりすることで 古歌のこと 少しでも
自分の勉強になるかな? と継続しています
いつまで続くか何の保障もありませんが今は
そんなことも気にせずにやってます

当分の間は万葉集5日 源氏物語1日 伊勢物語5日
そしてまた 源氏物語1日 のリズムで

これらの歌の関連歌として古今集や新古今集などの歌もご紹介しています

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ちゃむ

  • Author:ちゃむ
  • 1940.01 生まれ 男性
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      未だ渡らぬ朝川渡る

    をイメージしたものです

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