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17番 在原業平朝臣

千早振る神代も聞かず竜田川
  からくれなゐに水くくるとは


竜田川に流れ沈む紅葉がまるで絞り染めのように綺麗だ
こんなことは神代の話にも聞いたこともない

千早振る = 神の枕詞 水くくる = (絞り染・くくり染)

古今和歌集 秋歌にあるこの歌の詞書に
  ・・・時に御屏風に竜田川に紅葉流れたるかたを
  かけりける題にてよめる
とあり、実景を見て詠んだ歌ではない。

業平は六歌仙・三十六歌仙の一人。
伊勢物語のモデル(主人公)でもある。
しかも当時のキムタク的な美男子。
二条の后 藤原高子との恋、あっちで恋こっちで恋

現代でも折句の代表は「かきつばた」(後述)
業平の歌には素敵な歌が沢山あります。
にも拘らず定家は選りにも選って何故こんなに
つまらない歌を選んだのか、また愚痴りたくなりました。
伊勢物語 九段「東下り」その一 には次のようにあります。
  ・・・その沢に かきつばた いとおもしろく咲きたり
  それを見てある人のいはく「かきつばた といふ
  五文字を句の上にすゑて旅の心をよめ」いひければよめる


唐衣着つつ慣れにしつましあれば
  はるばるきぬる旅をしぞ思ふ


唐衣 = 美しく立派な着物 唐は衣の美称
唐衣は「着る」「慣る」の枕詞でもなっています。
つましあれば・・・褄・妻
業平はこの歌を即興で詠んだのです

  ・・・とよめりければ皆人乾飯のうへに
  涙おとしてほとびにけり

「千早振る」は落語にもなっていますよ

COMMENT

つまらない歌かもしれませんが・・・

なぜか私はこの歌が好きです。

勝手に、飛躍して想像するわけですよ。

竜田川の両岸から色づいた紅葉が枝を伸ばし
水面にはその葉があたかも絞り模様のように
浮かんでいる光景を・・・。

色鮮やかでステキ~、うっとり~

参考文献の表紙画が増えましたね。

おいずのいらつめ

kassandra という名前が当ブログに余りにもアンマッチなので昨日から改名しました。
不老郎女 (おいずのいらつめ) は、私の全くの創作名です。
検索して1件でもヒットしたら止めるつもりでしたが
1件もヒットしませんでしたので、決定。

これからも不老郎女を宜しくお願いします。

私の名は

これでいいのでしょうか?

このブログにふさわしい名があれば
名づけてくださいませ。
と、他力本願な私・・・。 ^^;

小町

あなたが17歳の頃住んでいた町の名前は?
中学校の名前は? 高校の名前は?
あなたの好きな町の名前は?
あなたの素敵な名前はこのうちの何小町?

改名

町名は思いつかない。

そこで9月を飾る花にちなんで
秋桜こまちってのはどうかしら?

秋桜

いいねぇ 秋桜小町? 秋桜こまち?
やはり漢字4字がかっこいいかも

藤原系図 すごいねぇ
私の系図は祖父母と孫までしか分かりません
たった5代

不老郎女さんがかっこいいって言うならば
ここのブログでは秋桜小町にしとこっと♪

ホントはね、気が変わって「こまち」にしようと思っていたんです。

藤原系図、ホントすごいですねぇ~
あれを調べ上げてネットにUPされたことも
生半可でできませんよね、あっぱれ!

いや~、いろんなHPがあるのに
今更ですが、驚きます!

小町は狭義では小野小町だけど
現代の広義では美人の総称
秋桜小町は実にユニーク 素敵な名前

中臣鎌足も藤原姓を賜って藤原鎌足に
私達もギリシャ女神名から古の日本女性名に

若く美しい(そうな)名前 (笑)

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